校長あいさつ

 本校は坂戸市西部に位置し、近くには清流高麗川が流れ、市最高峰の城山があるなど自然豊かな環境と多和目城趾などがある歴史的環境が残る恵まれた場所に立地しています。

 「城山学園」は、平成27年4月に同一の施設内に城山小学校、城山中学校が併設された、県内初となる施設一体型小中一貫教育校として開校しました。令和7年度は開校11年目となり、次の10年に向けてスタートをしたところです。開校以来、地域の皆様の温かいご支援を受け、施設一体型小中一貫校だからこそできることは何かを考えて日々の教育を推進しています。


校    訓 : 「立志貢献」

学校教育目標 : 「自ら考え学ぶ子 心豊かな子 たくましい子」

目指す学校像 : 「知・徳・体、バランスのとれた児童・生徒の育成を目指し、子どもたちが安全で安心でき、

         保護者や地域から信頼される開かれた学校」

学校経営方針 : 「笑顔輝く卒業生を9年間で計画的に育てる」

 

 本校の特色は、施設一体型小中一貫校として1年生から9年生までが9年間同じ施設内で共に生活をするところにあります。9年間を1年生から4年生までをⅠ期、5年生から7年生(中学1年生)までをⅡ期、8・9年生(中学2・3年生)をⅢ期として、教育課程を計画・実施しています。特に、中学生は小学生のよき手本となっています。具体的な特色として、小学生からの部活動への参加、児童・生徒会活動、小学校高学年における50分授業の展開、小中学生が一緒に創りあげる多くの行事など、他校では体験できない異年齢との交流・相互作用を通じ、「かつての自分」・「これからの自分」について考え、自らの将来に向かって成長を続けています。

 さらには小・中教職員の連携や継続した児童・生徒理解、地域の親身な支援のもと、学習の質を一層高められるように授業改善・工夫の取組を行ってまいります。

 城山学園は、児童・生徒一人ひとりが主体的に、これからの変化の激しい社会を自らの力や他者と協働して課題を解決し生き抜いていけるよう、一人ひとりの自己実現ができるようにするための力を大切に育ててまいります。

校長 岡安 明久